夏休みに海へ行こうと考えています。都内から友人4人で遊びに行く場合、「電車」と「レンタカー」どちらがお得ですか？

夏休みに友人同士で海へ出掛ける際、なるべく交通費を抑えて現地で楽しみたいと考える人も多いでしょう。都内から海へ行く際、電車とレンタカーではどちらのほうがお得か気になるものです。 本記事では、品川から江ノ島へ行く際にかかる交通費を電車とレンタカーの2パターンに分けて紹介するとともに、車旅行の節約ポイントを紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要？ 返済額を試算してみた！

品川から江ノ島に行く際の交通費

ここでは、品川から江ノ島まで向かう際の交通費を、電車利用とレンタカー利用の2通りに分けて紹介します。 ■電車を利用した場合の交通費 品川から江ノ島まで電車を利用した場合の交通費は、1人937円です。電車で江ノ島まで向かう際、かかる費用は電車賃のみのため、比較的安く手軽に行けるといえるでしょう。 ■レンタカーを利用した場合の交通費 品川駅で9時から20時までレンタカーを借りる場合、コンパクトカーでは1万7710円ほどです。ただし、利用する店舗や日付などにより価格は変動するため、実際の価格を知りたい方は店舗に問い合わせてみましょう。4人で割ると1人あたり4500円ほどです。 また車の場合、高速代が1280円ほどかかるうえにガソリン代も必要です。電車で遊びに行く場合は、電車賃だけで済むため、交通費だけを考えると電車の方がお得といえるでしょう。

車で旅行する際の節約ポイント

ここでは、車で旅行する際に交通費を節約する方法を紹介します。 ■ETCが割引になる時間帯をチェックする 高速道路を使って出掛ける場合は、ETCカードの利用で割引になる時間帯をチェックしておきましょう。また、車移動の際は事前にルートを調べておくと、当日スムーズに旅行を楽しめます。ETCの割引やルートの確認などは、NEXCO東日本を始めとした高速道路会社のサイトからチェックできます。 ■高速道路や観光地で給油しない 高速道路や観光地のガソリンスタンドは需要があるため、ガソリン代が高くなりやすい傾向があります。ガソリンがなくなり慌てて高速道路や観光地で給油してしまうと費用が高くなってしまうため、事前に給油しておいたり、観光地に着く前の地域で給油したりしましょう。 ■事前に駐車場を予約する 観光地では駐車場が空いていない可能性も高く、割高な駐車場を利用しなければいけないこともあるでしょう。目的地が決まっていれば事前に駐車場をネットで検索・予約しておくと、慌てずに済むうえに駐車場代の節約が可能です。 ■一定の速度で走行する 車の旅行で交通費を節約するためには、運転の仕方を意識もすることも大切です。車はアクセルを踏んで加速するタイミングでエネルギーを多く消費するため、加速と減速を繰り返しているとガソリンを余計に使ってしまいます。そのため、ドライブの際は一定の速度を保つように走行すると燃費がよくなります。 例えば、上り坂では減速してしまうため、早めにアクセルを踏んでスピードが落ちないようにしましょう。一方、下り坂はスピードが出やすいため、下る前に早めにアクセルから足を放しておきましょう。 ■停車時は早めにアクセルを放す 燃費のよい走行をするためには、ブレーキの使い方も大切です。ブレーキを踏んで減速すると、アクセルによって発生していたエネルギーをタイヤの摩擦を使って停止させることになります。つまり、せっかく発生したエネルギーを無駄にしてしまうことにつながるのです。 そのため、赤信号で止まらなければいけない場合、ブレーキは極力使わず早めにアクセルを放し、エンジンブレーキを使用して減速していくのがおすすめです。前方の信号や混雑状況などを早めに確認してアクセル・ブレーキを操作すると、燃費のよい走行ができます。 ■低燃費な車を選ぶ ガソリン代を節約するためには、低燃費車を選ぶのも一つの手段です。ハイブリッド車や電気自動車、クリーンディーゼルなどはガソリン代の節約につながるでしょう。レンタカーを利用する際も、各モデルの燃費性能を事前にチェックして、価格が安いかつ燃費性能のよい車を選べるようにするのがおすすめです。

品川から江ノ島までの交通費は電車が安い

品川から江ノ島へ遊びに行くとき、電車であれば片道937円のため、レンタカーを借りるより交通費はお得といえます。しかし、友人同士でレンタカーを借りて、車内で話に花を咲かせる旅行には、電車旅行にはない楽しさがあります。車による旅行を節約しながら楽しむためには、事前の調査やエコドライブに対する意識が大切です。 執筆者：FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー