ジム・キャリー、俳優引退ではなく“休息” 『ソニック4』続投に前向き【インタビュー】
映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』でドクター・ロボトニック/ジェラルド・ロボトニック役を務めたジム・キャリーがリモートインタビューに応じ、2022年の”引退宣言”について真相を明かした。 【動画】引退宣言の真相は…ジム・キャリー本人を直撃! 『バットマン フォーエヴァー』『マスク』『グリンチ』と数多くの話題作に出演し、抜群のコメディーセンスで幅広い世代のファンを魅了してきたジム。しかし、前作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』のプロモーションにて「僕はもう十分にやった」と引退を宣言し、世間を騒がせた。
それから2年後、シリーズ3作目となる『ソニック × シャドウ』でもドクター・ロボトニック役を続投したことで、ひとまず引退は撤回された。ジムに引退宣言の真相を尋ねると、「引退ではなく、休息を選びました」と説明。脱力したジェスチャーを交えながら、「作品と作品の間はこうやって休んでいたんです」とあくまでも次回作に向けた“充電期間”だったことを明かした。
ジムがドクター・ロボトニック役としてカムバックしたのは、キャラクターが「進化している」ことが理由の一つだという。「見た目も変わっていきますし、全く違う人物に変化していくような気がするんです。そして、今回はジェラルド・ロボトニックというもう一人の人物も演じることができました。常に新たな挑戦があり、それは一つに留まりません。私はそれが大好きなんです」 ジムの言う通り、最新作ではドクター・ロボトニックと祖父であるジェラルド・ロボトニックの二役に挑んだ。ジェラルドに関しては、ビジュアルや役づくりにおいてジムに決定権があり「素晴らしいアーティストたちが支えてくれたおかげで、私がキャラクターに対して必要だと思ったことが何でもできました。アカデミー賞を受賞したメイクアップ・アーティストのマーク・クーリエと彼のチームは、ジェラルドのビジュアル作成を手伝ってくれました。鼻の向きだったり、いろいろなことに対して意見を募りました」と製作秘話を明かしている。