パーマー、ヴィルツ、グリマルド…EURO2024を席巻する大会デビュー組
ドミニク・ソボスライ(ハンガリー)
ケガでEURO2020出場を逃したもう一人のスター、ハンガリーのタリスマンでありキャプテンのドミニク・ソボスライが、ついに大舞台に立つことになった。リヴァプールでのデビューシーズンは快進撃の後、やや空回りしてしまった。ハンガリーのアプローチプレーに欠かせない攻撃的MFであり、もちろんセットプレーのスペシャリストでもある彼にとって、それはさらなるモチベーションにしかならないだろう。2022年後半に彼がキャプテンを務めて以来、ハンガリーはまだ1敗しかしていない。
フロリアン・ヴィルツ(ドイツ)
まだ21歳だが、フロリアン・ヴィルツにとってはこれがシニアデビュー戦である。ジャマル・ムシアラとともにドイツ代表の2大攻撃的タレントの一人であるヴィルツは、クラブレベルではアロンソ率いるレヴァークーゼンで、個人としてもチームとしても国内2冠を達成する素晴らしいシーズンを送った。ホームでムシアラとクリエイティブな仕事を分担することになるが、もし彼に十分な余力があれば、個人的に最高の1年をさらに素晴らしいものにできるだろう。
クリスハン・デイヴィス