パーマー、ヴィルツ、グリマルド…EURO2024を席巻する大会デビュー組
アンソニー・ゴードン(イングランド)
イングランド代表で唯一の左ウイングのスペシャリストである、アンソニー・ゴードンは、今シーズンの彼の安定したフォームを考えれば、有利に働く可能性は十分にある。その期待を裏切らないダイレクトな走りで、2023-24シーズンにはニューカッスルでゴールとアシストの両方で2桁を記録した23歳は、スリーライオンズの他のワイドオプションとは異なるものを提供するだろう。
アレックス・グリマルド(スペイン)
27歳のアレックス・グリマルドは、ベンフィカで何年もコンスタントに活躍していたにもかかわらず、2023年11月にスペイン代表デビューを果たしたばかりだった。しかし、昨夏のレヴァークーゼンへのフリー移籍で、そのプレーをさらにレベルアップさせ、シャビ・アロンソの下で国内リーグ無敗優勝とヨーロッパリーグ決勝進出を果たし、一躍脚光を浴びた。31ゴール関与は、彼がラ・ロハにとって強力な攻撃的脅威となることを物語っている。
ラスムス・ホイルンド(デンマーク)
アタランタから7200万ポンドという移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに移籍したラスムス・ホイルンドの1年目16ゴールは評価が難しい。とはいえ、デンマーク代表ではレギュラーとしてゴールを量産しており、EURO2024の予選ではフィンランド戦でハットトリックを達成するなど、8試合に出場して7度ゴールネットを揺らしている。この21歳はドイツでゴールを量産し、クラブでのキャリアをスタートさせたいところだ。
フヴィチャ・クヴァラツヘリア(ジョージア)
大会に出場する国にとって、スーパースターの存在はありがたい。ジョージアにとってフヴィチャ・クヴァラツヘリアもその一人だ。このウインガーは、2022-23シーズンにナポリがスクデットを獲得したときのような破壊力はなかったが、クラブのタイトル防衛の足かせとなった主役であることに変わりはなく、母国でのこのチャンスをつかみたいと切望していることだろう。予選の後半戦では大きなインパクトを残し、EURO本番では彼らにとってのタリスマンとなるだろう。