【JBCスプリント】チカッパ坂路で一番時計 小回りにも対応可能
《栗東》 北海道スプリントC、東京盃と重賞連勝中のチカッパ(中竹、牡3)は、坂路で単走追い。この日の一番時計となる4ハロン49秒9─13秒6で駆け上がった。柴田助手は「いつも通りです。競馬にいけば折り合いますからね。枠は鍵になると思います。前走も窮屈そうにレースをしていました。小回りは対応できます」と語った。 東京盃3着シャマル(松下、牡6)は、坂路で4ハロン51秒2─12秒1を馬なりでマーク。松下調教師は「予定よりは速くなりましたが、無理をしての時計ではないので。前走はなんとか間に合った感じがありましたからね。佐賀も勝っています」と力を込める。 南部杯6着タガノビューティー(西園正、牡7)は、坂路で一杯に追われて4ハロン52秒9-12秒8。マーブルロック(3勝)と併入した。西園正調教師は「しっかりやりました。前回より体も良くなっている。脚はあるので展開がはまれば」と話す。僚馬で東京盃9着ヘリオス(騸8)は、CWコースで併せ馬。ゴール前で仕掛けられて6ハロン81秒4-11秒9をマークし、レーヌドフルール(新馬)と併入した。「息遣いも良くなっているし、涼しくなって格段に上向いている。一発狙っていきたい」と意気込む。