巨人からリーグ最多4人のゴールデン・グラブ賞 “鉄壁の内野陣”が健在 岡本は一塁手で初、吉川は8年目で初、坂本は三塁手で初、菅野は5度目受賞
今季の三井ゴールデン・グラブ賞受賞者が12日に発表。巨人からは菅野智之投手、岡本和真選手、吉川尚輝選手、坂本勇人選手の4名が受賞となりました。 【画像】選手にオフの過ごし方を説く巨人の阿部慎之助監督 菅野投手は2020年以来、4年ぶり自身5回目の受賞。今季は24試合の登板で防御率1.67、リーグトップの15勝を記録し、リーグ優勝に貢献しました。 岡本選手は三塁手として過去2度受賞していますが、一塁手としては初受賞。今季は一塁手で130試合、三塁手で29試合、レフトで15試合の出場でした。 吉川選手はプロ8年目で初めての受賞。2022年シーズンまで広島の菊池涼介選手が10年連続で受賞し、昨年は阪神の中野拓夢選手が選出。念願の初タイトルです。 過去、遊撃手で5回受賞している坂本選手は、三塁手として初受賞。岡本選手、吉川選手、坂本選手と守備率はリーグトップで、鉄壁な内野陣を形成しました。 以下、4選手のコメント ◆菅野投手 まさか取れると思っていなかったので驚いています。投げることだけではなく、投げ終わったら9番目の野手という意識でプレーをしているのでそこを評価していただき嬉しく思います。この先も投げること以外のことにも重きを置いてプレーしていきたいと思います。 ◆岡本選手 このような賞に選んでいただき光栄に思います。ファーストでの受賞は初めてなので大変嬉しく思います。これからもみんなの送球をすべてカバーできる様に練習し、また選んで頂けるよう頑張ります。 ◆吉川選手 プロ野球入ってからずっと目指していた賞なので受賞出来て本当に嬉しいです。沢山の人に感謝したいです。また来年、再来年と選んで頂けるように頑張ります。 ◆坂本選手 この様な賞に選んでいただき大変光栄に思います。今年から新たにサードという守備位置に変わり、凄く取りたいと思っていた賞ですので嬉しいです。より一層精進して参ります。 ▽セ・リーグ受彰者 【投手】菅野智之(巨人) 4年ぶり5回目 【捕手】山本祐大(DeNA) 初受賞 【一塁手】岡本和真(巨人) 初受賞※三塁手で過去2回受賞 【二塁手】吉川尚輝(巨人) 初受賞 【三塁手】坂本勇人(巨人) 初受賞※遊撃手で過去5回受賞 【遊撃手】矢野雅哉(広島) 初受賞 【外野手】秋山翔吾(広島) 初受賞※パ・リーグで過去6回受賞 岡林勇希(中日) 3年連続3回目 近本光司(阪神) 4年連続4回目