プーチン大統領が怒りの「粛軍」
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ウクライナ攻略作戦を指揮するロシアの セルゲイ・ショイグ国防相 (66)の存在感が希薄だ。病気説や失脚説も流れる。 ワレリー・ゲラシモフ参謀総長 (66)も公の場に登場せず、軍二大トップの「不在」は ウクライナ作戦 失敗とも関係がありそうだ。 ショイグ氏は3月11日の安全保障会議から2週間、雲隠れした。24日のオンライン形式の安保会議で報告を行ったが、映像が乱れ、過去の報告との説も出た。その後、国防省会議を主宰したが、公開されたのは同省提供の映像だった。心臓発作で倒れたとの未確認情報も流れた。 ショイグ氏は毎夏、ウラジーミル・プーチン大統領とシベリアで休暇を過ごし、後継ナンバー1ともいわれた実力者。しかし、昨年来、大型汚職事件で検察の捜査を受けているとの未確認情報もあった。ウクライナ侵攻では、 将軍7人を含む大量の戦死者 を出し、キエフ攻略に失敗。戦況発表では、次官らに記者対応を任せている。
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