【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】瓜生正義 正解の道を踏み外さない
<29日・若松ボート・3日目> 正解の道は外さない。瓜生正義は3日目8Rを2コースまくりで、初日ドリーム以来の白星をゲット。「自分の中ではコンマ05で早いと思っていたけど、ビビって損した」と冗談交じりに話すタイミングはコンマ17。それでもインの高倉和士よりもスリットで先行すると、すかさず強攻策に出るなど判断力がさえ渡った。 「ペラはベースを変えて、探りながら叩き変えたけどいいところが見つかりましたね」と調整の道筋が立てば、「感触は良かったし、レースのしやすさがある。バランスも取れているし、2日目よりも良くなっていると思いますよ」と機力アップをひしひしと感じ取っている。 3日目を終えて得点率は3位。準優の白いカポックも射程圏に捉えている。予選ラストに残すのは4、5枠。「これをベースに調整していきたい」。若松周年は56回大会を制した地元の大黒柱が、さらなる底上げを施して上位で第一関門を突破してみせる。