進むスマートフォンの大画面化 「ファブレット」とは?
画面の大型化が進む背景は
なぜ画面の大型化が進むのでしょうか? いくつか理由があります。(1)パソコンと同じウェブページを見ても苦にならない、(2)文字が大きく表示できて目にやさしい、(3)地図や電子書籍が読みやすい、(4)迫力あるビデオコンテンツが楽しめる、などが挙げられるでしょう。GALAXY Noteシリーズのように、付属のペンで画面に文字が書ける製品では、より手帳に近い感覚で広くメモをとることができます。 ウェブページやビデオコンテンツだけを楽しむのであれば、7インチ未満と言わず、さらに大きな画面の端末を利用すればいいのでしょうが、それだと通話用の端末と閲覧用の端末を分けて持ち歩かなければなりません。ファブレットは、通話ができるタブレットのことですから、一台ですべてが間に合うという大きなメリットがあるのです。 一台の端末ですべての機能を補おうとすると、「帯に短し、たすきに長し」の状態となり、かえって使い勝手が悪いのではないか? と思うユーザーもいるに違いありません。 しかし、そんな心配はよそに、「GALAXY Note 8.0」は、7インチを超える8インチ(20.32センチメートル)。この大きさで通話ができるのだそうです。ここまで大きくなると、電話としての実用性が疑われます。 どこまで大画面化競争が続くのでしょうか? いずれにしても、耳にあてたファブレットは、通話するには不自然に大きく見えるのだけは間違いありません。