【高橋真麻アナ(43)】子育てしていても、仕事は絶対に断りたくなかった理由とは|STORY
子ども2人の育児は夫の協力なしではできない
ーー初めからパパも子育てに協力的だったのですか? 子どもを2人産んでみたら、夫の協力なしでは子育てはできないということがよくわかりました。夫は会食が多くて、夜いないこともあるのですが、私が逆に収録で遅くなる時は、夫がワンオペでやってくれています。子どもが2人になって2倍どころか4倍位大変になりました。特に2人目はミルクの吐き戻しがすごくて洗濯物の量も、ものすごく多くなって、一人増えただけなのこんなにも違うのかと思いました。 夫は家事はゴミ出しと加湿器に水をいれるくらいしかやらないのですが、子どものことに関しては積極的にやってくれます。昔、幼児教室に携わっていたこともあって、子どもに慣れているのはすごく助かっています。私は保育園に送っていくときは最短距離を最短時間で自転車に乗って送って行くスタンスでしたが、夫は一緒に歩きながら「今日は風が冷たいね」とか「今日は猫がいたね」など通学路を子どもとの学びの場やコミュニケーションをとる場にしていて、子どもの感性を膨らませていたのです。その様子を見ていて、家事はしないけれど(笑)、夫と結婚してよかったなと思いました。それからは私もただ送り迎えをするだけではなくて、歌ったり、いろいろな話をするようになりました。他の子と比べてどうかわかりませんが、今のところすごく感情が豊かで、歌ったり踊ったりすることに興味を持っているので、やってよかったなと思います。本人が好きなことを伸ばしていこうねと夫と話しています。
産後2か月でで仕事に復帰しました
――2人目のお子さんを出産されて、産後2か月で仕事に復帰していますが、仕事と育児のバランスは? 局アナ時代にニュースを読みたいのになかなか読めないとかアナウンスメントの仕事をしたくてもできないという期間が長く辛い経験をしたので、母親業をやりたいという思いもあったものの、フリーアナウンサーになった時にいただいたお仕事は絶対に断らないという気持ちでいました。1人目の時はコロナ禍というのもあり、夫も在宅勤務になったので1歳になるまでは何とか仕事をやりくりして、育児をしていました。2人目の時は、認証保育園に入れなかったことに加えて、いただいた仕事は断りたくないという気持ちが大きかったこともあり、仕事復帰を早くしました。ただ、2人目が生まれてからは保育園に入れても、地方のロケは行けない、泊りのロケは行けないと、初めて仕事を断ることがあって、せっかくいただいた仕事を断るなんてと葛藤もありました。でも、今は、この瞬間の子どもを見られるのは今しかないと思って気持ちを切り替えるようにしました。