久保凛が800m2分03秒57のU18日本新V 「日本記録、2分切りを目指して」 成長止まらぬ16歳【静岡国際陸上】
◇第39回静岡国際陸上(3日、静岡・エコパスタジアム) 陸上のグランプリシリーズ第5戦の静岡大会。女子800mタイムレース決勝で、東大阪大敬愛高校2年生の久保凛選手(16)が、2分03秒57のU18日本新記録をマークし、優勝を飾りました。 【画像】4月の金栗記念ではレース後に健闘をたたえあう久保凛選手と田中希実選手 4月13日に熊本で行われた金栗記念の800mでは、田中希実選手にもラストの直線で抜き、優勝を飾っていた久保選手。 この日は、「いいラストスパートをかけることができた」と、残り150mで先頭に立つと、後続を引き離し、トップでフィニッシュ。タイムはU18日本新記録となる2分03秒57の好タイム。去年の日本選手権で優勝経験のある、実力者たちを振り切っての優勝となりました。 「ラストのスパートや粘りを強化して練習に取り組んできた」と久保選手。2分03秒57という記録については、「率直にU18日本新記録を出せたということはとてもうれしい。今回の2分3秒台というのは自分にとって大きな自信になったので、次は2秒台や1秒台を出して頑張っていきたい。日本記録(2分00秒45)、2分を切るっていう部分を目指して頑張っていきたい」とさらなる記録の更新を見据えました。