トランプ氏の財務長官候補探しが拡大、元FRB理事ら=関係筋
Steve Holland [ウェストパームビーチ(米フロリダ州) 18日 ロイター] - トランプ次期米大統領の財務長官候補探しは週末に停滞した後、さらに拡大していると、複数の関係者が18日に明らかにした。 関係者らは投資ファンド、アポロ・グローバル・マネジメントのマーク・ローワン最高経営責任者(CEO)やケビン・ウォルシュ元連邦準備理事会(FRB)理事が候補に含まれると述べ、前日の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を確認した。 候補として多くの名前が挙がっているが、まだ発表はされていない。関係者によると、人選チームが現在、候補者選びの範囲を広げているという。 これまでに有力候補とされているのは投資家のスコット・ベッセント氏とキャンター・フィッツジェラルドCEOのハワード・ラトニック氏だ。 ブルームバーグは18日、ベッセント氏のホワイトハウス国家経済会議(NEC)委員長就任が検討されているが、同氏は財務長官人事が決定されるまで受諾を保留していると報じた。 ローワン氏とウォルシュ氏はコメント要請に応じていない。ベッセント氏とラトニック氏の広報担当者はコメントを控えた。 すでに除外された候補がいるのかや、新たな候補が追加される可能性があるかどうかは明らかではない。