アイスを食べるなら「ラクトアイス」がコスパ最強!?「アイスクリーム」「アイスミルク」とはどう違う? 特徴や価格を比較
格的な夏が到来し、毎日暑い日が続いています。 そんな暑い日の定番デザートとして人気が高い「アイス」ですが、実は一口に「アイス」と言ってもいくつかの種類があります。 アイスの種類によって味わいや価格も違ってくるので、気分によって食べ分けてみるのもいいかもしれません。本記事では、種類別の特徴や価格について解説します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
実はアイスって4種類もある
アイスは乳固形分や乳脂肪分の割合によって「アイスクリーム」、「アイスミルク」、「ラクトアイス」、「氷菓」の4種類に分けられています。具体的な成分規格は図表1の通りです。
<図表1> 一般社団法人日本アイスクリーム協会 アイスクリームとラクトアイスは、何がちがうの?より筆者作成
それぞれの特徴は?
次は4種類のそれぞれの特徴の違いを比べてみましょう。 ◆アイスクリーム アイス類の中でも乳成分が1番多いのが「アイスクリーム」です。乳成分が最も多く含まれているため、コクの深い濃厚なミルクの風味を味わえ、なめらかで柔らかい舌触りが楽しめます。 市販のアイスの中では、ハーゲンダッツのバニラ、The Premium バニラ(明治)、パルム(森永乳業)、レディーボーデン(ロッテ)などが該当します。価格は販売店にもよりますが、120円~400円程度と少し幅があり、高価なものもあります。 ちょっとリッチな気分でミルクの味わいを堪能したいなら「アイスクリーム」を選ぶのがオススメです。 ◆アイスミルク アイスクリームほどではないがしっかり乳成分が含まれているのが「アイスミルク」です。アイスクリームより、ややあっさりしたミルク風味が味わえるのが特徴です。 市販のアイスの中では、雪見だいふく(ロッテ)、MOW宇治抹茶(森永乳業)、ジャイアントコーン(江崎グリコ)などが該当します。価格はこれらの商品の場合120円~130円ほどです。 「濃厚ミルクというよりは、少しあっさりとしたミルク風味が味わいたい」「価格は抑えつつミルク風味を味わいたい」という気分のときにオススメです。 ◆ラクトアイス アイスクリームやアイスミルクよりも口当たりがさっぱりしているのが「ラクトアイス」です。乳固形分が3.0%以上とアイスミルクの10.0%以上より少なく、内容量が多く手軽な価格なものも多いです。 明治エッセルスーパーカップ超バニラ(明治)、爽バニラ(ロッテ)、パナップ(江崎グリコ)などが該当します。価格は120円前後で販売しているものが多く、価格だけで見るとアイスミルクとあまり差はありません。 また、図表2にあるように内容量で比較してみると違いがよく分かります。