日本テレビグループと東急不動産グループが再生可能エネルギー発電で連携 EVバスも
日本テレビグループは、東急不動産グループと再生可能エネルギーの発電、販売などで連携する「再生可能エネルギー導入に向けた提携」で基本合意したと発表した。日本テレビ放送網と日テレワーク24、東急不動産、そして、再エネの発電や販売などを行う「リエネ」の4社が脱炭素の実現を目指し、協力する。 第一弾として、日本テレビ生田スタジオ(神奈川県)の屋根の上に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を生田スタジオ内に供給する。生田地域の再生可能エネルギー化の貢献も目指す意向。 また第二弾として、生田スタジオの送迎バスをEV車にして、生田エリアの環境改善を図る実証実験を検討する。 今後、日本テレビが所有する「日本テレビタワー」(東京・港区)や「番町スタジオ」(東京・千代田区)を含めた日本テレビHD全体の再エネ化を検討する。 東急不動産は2014年に再エネ事業に参入していて、太陽光、風力、バイオマス発電事業をあわせた発電能力では、原子力発電所1基分を超える規模となっている。 日本テレビグループは、こうした発電実績を持つ東急不動産グループとの提携で、日本テレビHD内の再エネ電力提供を推進し、脱炭素化の実現を目指す方針。