50歳代いわゆる【就職氷河期世代】です。同年代の一人暮らしで「貯蓄100万円未満」は結構いますか?
2024年は計画的に貯蓄しよう
これまで50歳代・単身世帯の「貯蓄100万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。 確実に貯蓄を貯めていくには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。 先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。 2024年は新NISAスタートの年となりました。 こうした制度も選択肢の一つとなりますが、もちろんリスクがあるので、事前の情報収集や勉強が重要となります。 これを機に、2024年の貯蓄方法や老後について考えてみてはいかがでしょうか。 ● 【ご参考】50歳代・単身世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:39.6% ・100万円未満:11.5% ・100~200万円未満:5.5% ・200~300万円未満:4.4% ・300~400万円未満:3.0% ・400~500万円未満:1.9% ・500~700万円未満:3.0% ・700~1000万円未満:5.5% ・1000~1500万円未満:4.6% ・1500~2000万円未満:4.1% ・2000~3000万円未満:4.1% ・3000万円以上:9.6%
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」 ・金融庁「新しいNISA」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
太田 彩子