【バドミントン ジャパンオープン】「日本の皆さんの前でプレーできてよかった」(松本)「もう1回試合がしたかったので、終わってしまって残念」(永原)
8月20日から25日まで開催されているダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)は、8月21日、大会2日目の競技を実施。各種目の1回戦が行なわれている。ここでは、初戦を戦った日本選手のコメントを紹介する。 松本麻佑&永原和可那 女子ダブルス1回戦:鄭ナウン/金慧貞(韓国)に1-2で敗戦 ――試合の感想を 松本 あのペアとやると、いつも長くなります。出だしが大事だと思っていたのですが、第1ゲームは身体が重くてあまり動けず、点数も取れませんでした。日本の皆さんの前で試合をしているのに、このままではダメだと思い、2ゲーム目は、何とか力を振り絞って、二人のいいプレーも出せたと思います。結果として負けてしまったのですが、日本のファンの皆さんの前でプレーできたことは、よかったです。 永原 シャトルが走らないと聞いていましたし、あのペアとやるときは、いつも長くなるので、フィジカル勝負かなと思っていましたが、1ゲーム目は良い展開にならず取れませんでした。2ゲーム目以降、やっと自分たちらしさが出せたんですけど、最後にミスが出て失速してしまいました。もう1回、日本で試合がしたかったなという気持ちがあって、1回で終わってしまって残念です。 ――第2ゲームを取れた要因は? 松本 特にスピードを上げたイメージはなく、相手に打たせてミスを誘う展開で、あまり消耗せずに、向こうだけ消耗してミスをする展開を作れたのが良かったと思います。 ――第3ゲームは、終盤に離されてしまった 松本 ネットに引っ掛けたり、後ろにアウトしたりというミスが、相手にはなく、ラリーの中で先にミスをしてしまった。相手は、ラッキーだと思っていたと思います。ずっと1点ずつ取る展開だったので(ミスによる)連続失点がもったいなかったかなと思います。 ――五輪後は、どう過ごしていた? 永原 期間もあまりなく、大きな目標は五輪だったので、ちょっと気持ちの部分で難しいところがありましたが、日本の大会だったので、1回でも多く試合をしたいと思っていたので、気持ちを切り替えて、コンディションを作ろうと思っていました。練習は、1週間くらいです。 ――今後の大会エントリーや予定は? 永原 大会は、エントリーしていません。(今後の予定は)まだ決められていないので、しっかりと2人で話して、皆さんに報告したいと思います。
取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部 写真/小山真司