元中日・川上憲伸さんが大予想!"ファンサービス"が絶対に増える!? コミュニケーション能力溢れる井上一樹監督のキャンプとは?
ファーム経験が強み
井上監督について「今までのドラゴンズにはいなかった監督になりそう」というのが川上さんの予想。 井上監督は野手として活躍しましたが、最初はピッチャーで入団してきました。 川上「そのピッチャーをクビになったわけだから、野手に転向して数年は相当な危機感を感じながらファームで鍛えられたと思うんです」 井上監督にとって1990年がルーキーイヤーで、2年目の91年に野手に転向。2年目はわずか8試合の出場。3年目はたった1試合。 そこから30試合、11試合、28試合と出番が増えていき、川上さんのルーキーイヤー1998年に107試合出場するまでになります。ずいぶん下積みが長かった選手です。 川上「ファームの経験も長いし、ファームの監督・コーチもされてたというポイントは高いという気がしますね」
選手の色を出すとは?
井上監督と一緒にゴルフを経験している川上さん曰く「井上監督には我慢強さがある」そうです。 川上「イケイケになりそうなところでひとつ間が置けれるんです。『いや待て、憲』『いや憲、逸るな。待て』って全てを大事に行くんですよね。だから堅い野球にはなると思う」 「練習やファンサービスはユニーク。しかし、いざ本業となると堅くきっちり」が、川上さんが見る井上監督像でした。 「選手の色を出す」という井上監督の言葉を報道で知ったという川上さんは、こんなことを言っていました。 川上「井上監督もピンクのリストバンドをしてましたし、全員に色付けるんじゃない?『昂弥、お前は紺でいくか?』『村松、お前は明治大学だから紫で行け。明治の先輩どんな奴がおる?川上さんか。あいつのカラーが紫じゃなくて微妙なグレーだったな』とか」 井上監督は、コミュニケーション能力にあふれる監督だという川上さんの話でした。 (尾関)