鳥取県中部で震度6弱 気象庁会見(全文2完)今後1週間は大雨の予報なし
この1年間、鳥取県中部、鳥取県において、地震が例年に比べ活発だったのか?
日本経済新聞:日経新聞のバンノです。それに関連して、この1年でM4クラスの地震が何回か起きているっていうのは分かるんですけども、この1年間っていうのは、この鳥取県中部、鳥取県においては、地震が例年に比べて活発だったといえるのか、それとも毎年だいたい4ぐらいは起きているといえるのか、どちらなのでしょうか。 青木:特に活発ということではないかと思います。このクラスの地震が、それなりに鳥取県で起きて、過去にも起きていますんで、ある年が活発であるのかという部分もなかなか言えないところもあると思いますけども。 フジテレビ:すいません、フジテレビです。この意味では地震の多いエリアっていう言い方でいいですか。 青木:うーん、難しいですね。どこと比較して地震が多いか少ないかっていうことになります。 フジテレビ:日本全国で見て、このエリアはちょっと多いっていう見方に。 青木:日本全国どこでも地震がありますんで、なかなか鳥取だから多いということではないと思いますけどもね。地震がないところではないということは確か。 フジテレビ:あとすいません、プレートのひずみとは違うと。境界で発生した地震ではないということだと、活断層とは関係なさそうだっていう話。あと考えられるメカニズムってなんなんでしょう。 青木:これは、日本の陸域みんなそうですけども、あちこちから力がかかってるわけですね。大きく見ればプレート運動になりますけども、大平洋プレートやフィリピン海プレート、あるいは北米プレート、ユーラシアプレート。それぞれプレートの動きの中で、入り口の陸域のプレートに力がかかって、その中でずれた。それが大きな地震が発生するところであれば、活断層ができて、繰り返し発生するところであれば、活断層ができたりするし、活断層のないところでも、そういった周りから押されてる力で地震が発生する。そのうちの1つだと思います。