鳥取県中部で震度6弱 気象庁会見(全文2完)今後1週間は大雨の予報なし
同等規模の続発の事例とは?
NHK:すいません、NHKです。今日のこの地域では、過去の大きな地震の発生後に、規模の近い地震が続発した事例があると。これ、7枚目で83年10月31日にM6.2、5.7という(※判別できず)。 青木:はい、それもそうです。83年10月31日にマグニチュード6.2と5.7起きてます。これもその事例の1つと考えています。これは31日の1時51分にマグニチュード6.2というのが発生して、その4分後、1時55分に5.7という地震が発生してます。 NHK:それと先ほどその1つの(※判別できず)ページでお示ししたように鳥取県東部、1943年、鳥取県東部で発生した6.2のあとに1日後に6.2というような事例も(※判別できず)。鳥取県東部のその地震が今回の震源地に近いという認識で。 青木:今回より東側ですね、どっちかっていうと鳥取地震のものに近い。 読売新聞:すいません、読売なんですけれども、先ほど余震が1時間たたないうちに17回、震度1以上、余震という言い方をするかどうかは別としてなんですけれども、これだけ活発だとおっしゃっていましたけれども、4月の熊本のときも余震はかなり活発だったと思うですが、そのときと比べて起こり方の特徴とか、そういうもの何かありますでしょうか。 青木:そうですね、今のところ、熊本、今の段階で比較するのはなかなか難しいんですけれども、熊本地震のときはすでにこういった、会見をしているときにも震度6ぐらいの地震もありましたのでね、それに比べればまだ熊本ほどではないと思いますが、いずれにしても1時間以内に17回、震度1以上を観測するっていうのは多いと思います。
岩坪断層とは離れているのか
読売新聞:これは新潟のとか、(※判別できず)活発な余震活動を伴う地震はありましたけれど、直下型の地震で。その辺りと比べてもやっぱり同等とか、どのぐらいのレベルなんでしょうか。 青木:まだちょっとこの段階でそういった言及するのはなかなか難しいと思います。 読売新聞:あと1点すいません。近くに目立った活断層として知られているものはないとおっしゃっていたんですけども、延長といいますか、に、岩坪断層がありますが、それはあんまり、今回のこの、今起きている範囲の余震の分布図から考えると、それとの関連はちょっと、関連付けるのはなかなか。 青木:そうですね、ちょっと離れている。 読売新聞:離れていると、分かりました。 日本テレビ:すいません、日本テレビのマツオと申しますが、今回、活断層からは離れているということで、かなり地下水の量が非常に多いような地域という場所もあるんですが、そういったことは今回の地震に関係していくことがあるでしょうか。 青木:それについては分かりません。今後の調査になると思います。