英国のスコーンが進化!SNSで人気のかわいすぎる「韓国風スコーン」
現地のスコーン事情を、韓国グルメライターに聞きました
では、実際に韓国では、スコーンがどのように親しまれているのでしょうか? 韓国でのスコーン人気について、韓国グルメ・トラベルライターのyuukaさんに聞きました。 ーyuukaさんは韓国風スコーン食べたことがありますか? yuukaさん:「cafe layerdに行って食べました。キャラメルソースがトッピングされていたのが記憶に残っていて、キャラメルの風味が印象的なスコーンでした」 ー日本では、アフタヌーンティーのお供に楽しむものという印象が強いスコーンですが、韓国でスコーンはどのような場所で売られていますか? yuukaさん:「カフェや一部のベーカリーでスコーンが売られていて、20代~30代の若者を中心に、カフェでのんびりとスコーンを楽しむ風景をよく見かけます。特にcafe layerdのような英国風カフェでは、スコーンの種類が豊富です。クランベリークリームチーズやココナッツなど、さまざまなフレーバーを楽しむことができるんですよ」 ークランベリークリームチーズやココナッツのスコーン、どちらもおいしそうですね!韓国でこうしたデコラティブなスコーンが人気を集めている理由は、何でしょうか。 yuukaさん:「韓国では、見た目が可愛くフォトジェニックなスイーツが好まれる傾向があります。例えば、マカロンはクリームを挟んで『トゥンカロン』という名前のスイーツに進化しました。また、アメリカで昔からある不格好なクッキーという意味の『アグリークッキー』や、同じくアメリカで人気のクロワッサンとワッフルを組み合わせた『クロッフル』はフォトジェニックにデコレーションされています。素朴な見た目をしている『塩パン』は、リボンの形にかわいくアレンジしたものも人気です。昔からあるものを現代風にし、再びブームを起こす。これは韓国の食トレンドの特徴だと思います」
cafe layerdの店内には英国をイメージした国旗や雑貨が並んでいます。