【NFL】パリ五輪で4つのメダルを獲得した妻バイルズは「戦士」だとベアーズDBオーウェンズ
シカゴ・ベアーズのディフェンシブバック(DB)ジョナサン・オーウェンズは、妻であり、史上最高の体操選手の1人であるシモーネ・バイルズがオリンピックで演技するのを見届けるためにトレーニングキャンプを欠席する許可を得ていた。その後、オーウェンズはパリから戻り、キャンプでチームメイトと合流している。
オーウェンズは2024年夏季オリンピックでの経験は“素晴らしかった”と振り返った。その言葉は、オーウェンズが伝説に残るほど有名な妻について説明する際に用いた言葉でもある。
現地6日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)』に出演したオーウェンズは「彼女は素晴らしいよな? 俺は有頂天だ」とコメント。「あそこに座って、その様子を目の当たりにして、エネルギーや文化を体験し、みんなが彼女に反応するところを見ることができて、とにかく興奮した」
パリで圧倒的な強さを発揮したバイルズは、体操女子団体総合でアメリカ合衆国代表チームを金メダルに導いた。また、個人総合と跳馬でも金メダル、ゆかでは銀メダルを獲得している。
バイルズはこれまでに出場したオリンピックで7つの金メダルを含めて11の個人メダルを勝ち取ってきた。
オーウェンズは火曜日に「妻は戦士だ」と報道陣に話している。
バイルズの活躍に“大喜び”のオーウェンズは、2021年に行われた東京オリンピックを欠場したバイルズの回復力に感心しているようだ。バイルズはふくらはぎのケガを抱えながら出場し、パリでの最後の競技を終えた後に歩行補助装置を身につけていたとも報じられている。
『WGN TV』によると、オーウェンズは「彼女は復帰を決断したときに、心に決めたことをすべてやり遂げた」と話したという。
NFLネットワークのステイシー・デールズはオーウェンズに“スタンドから観戦して緊張したか?”と分かりきった質問をしている。