宝塚花組「エンジェリックライ」開幕へ 新トップコンビ永久輝せあ&星空美咲「明るく、朗らかに!」
宝塚歌劇団花組新トップコンビ、永久輝(とわき)せあ&星空美咲(ほしぞら・みさき)の東京宝塚劇場お披露目公演「エンジェリックライ/Jubilee」が7日に開幕する。初日に先駆け通し舞台稽古が行われた。 「エンジェリックライ」は、永久輝ふんする天界一のホラ吹き天使が人間界で繰り広げるオリジナルファンタジー。 「Jubilee」は、新生花組誕生をクラシックの音楽に乗せて華やかに彩る祝祭感あふれるレビュー。 公演後の囲み取材で、お芝居の魅力について永久輝は「天使というフィクションの部分を担っているので最初は戸惑いもありましたが、フィクションの部分が混ざることで、より人間らしさが強調されてお客様の胸に届くところが一番の魅力かなと思っております」と話した。 また、ショーについて「花組らしいレビューだなと。キラキラと咲き誇っているお花たちが花組を象徴するかのような作品ですので、全部好きです。この作品で今の花組がどれだけ素敵かということがお伝えできるというレビューだなと思います」と永久輝が話すと、星空も「全部好きなんですけど、中でも中詰め。東京でも客席降りでお客様とどんな風に交流できるのか楽しみです」と思いを述べた。 トップコンビについて永久輝は「明るく、朗らかに!花組の皆さんは本当に明るい方ばかりで、より幅を広げられるように先頭を走って行きたいなと思っております」と笑顔で話すと星空も「そんな永久輝さんが、この花組で芸事に集中できるような環境を私がお支えできるようにと頑張ります」と息ぴったりのところを見せた。 本公演で専科スター、凪七瑠海(なぎな・るうみ)が22年の宝塚生活に別れを告げる。 来年1月19日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継、千秋楽と12月19日18時半の新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。