兵器対ロシア供与でイラン警告 罰必要とウクライナ
【キーウ共同】イランがロシアに短距離弾道ミサイルを供与したとの報道に関し、ウクライナ外務省は9日、イラン大使館の幹部を呼び出し「2国間関係に破壊的な影響を与える」と警告した。イエルマーク大統領府長官はイランを名指しせずに「テロ国家に兵器を渡す国は罰するべきだ」と訴えた。 英紙タイムズが6日、イランがロシアに短距離弾道ミサイル200発以上を提供したと報じていた。イラン外務省は報道内容を否定している。 欧米はウクライナがロシア領内を攻撃するのに欧米供与の長射程兵器を使うのを制限している。 ウクライナ東部ドネツク州の知事は9日、2集落でロシア軍の攻撃があり民間人2人が死亡したと発表した。