韓国憲法裁 尹大統領に弾劾審判の答弁書要請
【ソウル聯合ニュース】韓国憲法裁判所が、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対し弾劾審判事件の答弁書を提出するよう要請したことが、17日分かった。 憲法裁の金炯枓(キム・ヒョンドゥ)憲法裁判官はこの日、記者団の質問に対し「(国会の)弾劾審判議決書が到着したことを(尹大統領に)通知する際、すぐに答弁書を提出してほしいという儀礼的な文句がある」と述べ、昨日午前に発送したと明らかにした。 関連規定により、尹大統領側は議決書を受け取ってから7日以内に答弁書を提出する必要がある。16日に受け取っていれば23日までに答弁書を提出しなければならないが、送達が遅れた場合は答弁期限が伸びる可能性がある。 尹大統領の答弁書が到着すれば、憲法裁は国会の弾劾訴追議決書と尹大統領の答弁書に基づき、本格的に双方の主張を検討することになる。 金裁判官は、裁判官のうち2人の任期が終了する来年4月までに決定可能かとの質問に「やってみなければ分からない」と答えた。 憲法裁の裁判官は9人だが、現在は欠員により6人。大統領の弾劾は裁判官6人以上が妥当と判断すれば罷免が決定する。
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