混雑する那覇空港で別れを惜しむ家族ら＝４日午後（金城健太撮影）

　最大9連休の年末年始を古里や観光地で過ごした人のUターンラッシュが4日、那覇空港でピークを迎えた。航空各社によると混雑は5日夜まで続く見込みで、手荷物検査場前では、記念写真を撮ったり手を振って別れを惜しんだりする人の姿が見られた。 【画像】那覇空港に8月開業予定のホテル「ファーストキャビン」 　香川県から帰省していたいとこを見送りに来ていた糸満市立潮平小2年の比嘉凱都（ときと）さん（8）は、いとこが8日間滞在したので美ら海水族館に行ったり、琉球ゴールデンキングスの試合を見たりした。「いっぱい遊んだ。楽しかった」と笑顔を見せた。 　那覇市に帰省していた宮古島市立鏡原小6年の前里美羽さん（12）は、沖縄こどもの国で年越し。イルミネーションなどを楽しんだ。「おばあちゃんに会えたのもうれしかった」と話した。 　来年の年末年始も曜日配列の関係で最大9連休取れそう。子や孫10人が帰省した那覇市の島袋善之さん（64）は「長く会えるのは楽しかったけど疲れた」と笑っていた。（社会部・塩入雄一郎）