工業高校生のモノづくり「ミラコン」砺波工業と高岡工芸のチームを紹介
■高岡工芸「生活を彩る作品、作るぞー!」
「生活を彩る作品、作るぞー!」 高岡工芸高校デザイン・絵画科2年生のチーム、「6colors(シックスカラーズ)」です。 パズルゲームに出てくるブロックの形をした家具に挑戦します。 パズルゲームのようにブロックを組み合わせて、机や棚、個室などとしても楽しめるように工夫を凝らします。 「デザイン科なのにあんまり普通の机を使っていたら新しい案だったりとか、作業するときにあんまり堅苦しいっていうか、あんまり楽しくないので」 9月、生徒たちはどんな作品にしたいかアイデアを出し合っていました。 実は、最初に考えていたのは家具ではなく、ゴミ箱でした。 「これ自体、リサイクルして作ったみたいな」「あー」 これまでにみんなで考えた案は…こんなにたくさん。 「これで全部じゃなくないしかも。まだいっぱいあります。」 話し合いを重ねた結果、ブロックの形をより生かせるものにしたいと考え、ゴミ箱から机などの家具に変更しました。 じっくりとアイデアを練った作品。 ダンボールで作った模型でサイズ感を確かめ、イメージをふくらませます。 「すごい」「え?めっちゃいいじゃん。ちょっと低いけど。ここ高さ変えれるようにすれば」「全然使いやすいサイズではある。作業ができるだけの幅はあるし」 実際に座ってみるといろいろなアイデアが浮かんできました。 「いいよね絶対」「いいと思う」「それは棚か」「そうそう、自由度増す」「下が棚で上が机みたいな」「あーありありあり」「イスの高さとかも工夫すれば多分、なんかいい感じの高さになると思うので、そこを直していきたい」「もっといい作品とか、もっとみんなに使ってもらいたいと思えるようなものを作っていきたいと考えています」 空間を明るくし、作業もはかどる家具を目指して、生徒たちの試行錯誤は続きます。
■トロフィー制作は高岡工芸・工芸科の生徒