〈食べログ3.5以下のうまい店〉焼肉界の新潮流!? コスパ◎うまい肉をクリーンな空間で提供する“ネオ下町系焼肉”
小関さん「赤の次には白に登場していただきましょう。その日おすすめの内臓5種類をごっちゃに盛り付け。これでこそ、ネオ下町系焼肉。味付けは味噌か塩の2種類あります。味噌ダレは、自家製コチュジャンベース、塩ダレはガツンとニンニクを利かせた濃い目の味で、隠し味はなんとハチミツ。」
ガリバタディップで豪快に! 極厚極柔「作ステーキ」
名物の極厚ヒレステーキ「作ステーキ」は、厚さ2cm強のボリュームたっぷりな見た目だけでなく、やわらかさと濃厚なうまみもインパクト大。焼き方は、何度もマメに返して両面から側面まで焼き色がついたところでカット。中がレアのままかぶりつくか、断面まで焼くかはお好みでどうぞ。
小関さん「名物でもある極厚極柔のヒレステーキ。鉄板上で温めた特製ガーリックバターソースにディップして豪快に食べてほしい一品。赤盛りの醤油ダレをベースに、バターとガーリックを惜しみなくたっぷりと。あぁ肉を食ってるなぁと実感できます。」
自家製ピリ辛ダレがクセになる「汁なしゴマ冷麺」
「汁なしゴマ冷麺」は、戸部さんが担々麺好きだったことから生まれた冷麺のアレンジメニュー。 タレに使用している「薬膳島ラー油」は、辛みの強い小笠原諸島の島唐辛子と、ウコン、アロエ、生姜、松の実、クコの実などをミックス。使っているのは少量なので辛さはさほど感じないが、濃厚なごまの風味とともに奥深いうまみを出すのに一役買っている。麺でもしっかり食べ応えを感じたい人に。
小関さん「〆からのおすすめ。冷麺も数種類ある中で、ノーマルの冷麺に次ぐ人気なのが「汁なしゴマ冷麺」。汁なし冷麺は珍しいこともあり、ぜひおすすめしたいです。自家製のピリ辛ダレがポイントで、薬膳島ラー油というちょっと癖が強いラー油を使用しています。これを機に〆ランキング1位に躍り出てほしい。」
コロナ禍で店が周知されるまでに時間はかかったものの、店主厳選の肉の味わいや居心地の良さですっかり地域の人気店となった「荻窪焼肉 さく」。下町焼肉好きもおしゃれさ重視派も満足できる貴重な店なので、予約困難になる前にぜひ足を運んでみてほしい。とくに週末は2、3日前に予約が埋まることも多いので早めの問い合わせが安心だ。