幼少の木村花さんが現役アイドルレスラー時代の元スターダムGM風香さんに送った「小さなラブレター」が泣ける…
風香さんも、こう記した。 「でも、大人になった花ちゃんが選んだのは木村さんと同じプロレスラーでヒール」 刀を持ち毒ガスマスクをつけたヒール役の写真を添えた。 幼少の頃に「ラブレター」に込めた「風香ちゃんの味方になってママと闘う」という夢は果たせなかったが、2017年の母の響子さんの引退試合では母娘タッグを組んでリングに上がった。 風香さんは、「とんでもなくオーラのある選手だった」とも伝え、スターダムの興行での試合後のフィナーレで全選手がリングに上がって行う写真撮影中に、木村花さんが悪ふざけで風香さんにキスを迫り、逃げているようなスナップ写真もアップ。 「私が潔癖症で、リング(仕事)でもふざけてするキスは嫌だ!というのを聞きつけたらしく、何度も本気の力で仕掛けてきた。『花ちゃん、あーゆーときはフリでいいから!』というと『本気だからおもしろいんです!』と一蹴されたことも。思い出は尽きない」 木村花さんの人柄と、プロレスに真剣に取り組み、常に表現者として、どう見えるかを真摯に考えていた姿勢を表すようなエピソードだった。 「もしコロナの時期じゃなかったら…リングで輝いて、仲間やファンの方と話せて、練習や取材があって、遊びに行けたら。心ない言葉と闘う時間は少なかったかもしれない。今だからそれが1日の全てになって、逃げ場がなくなったのかもしれない…」 風香さんは、そう悔やむ。 風香さんと同じ意見を掲げる関係者は少なくない。 「ネットフリックス」「フジテレビ」で放送されている恋愛リアリティ番組「テラスハウス」への出演時の言動を巡って、SNS上で誹謗中傷を浴びたことが、木村花さんを悲劇に追い込んだ理由ではないか、と見られている。 リングでも番組でも悪役は、あくまでも自己表現の手段。真面目な性格の木村花さんが、SNS上の誹謗中傷を無視できずに、そこに向きあってしまう時間ができてしまったのも、新型コロナの感染拡大の影響で興行がストップ、週一のペースで開催されていた試合が3月24日を最後にできなくなった影響もあるのかもしれない。