世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』には、もうひとつの物語があった! イギリスの大御所俳優ヘレン・ミレンに扮し、キンタロー。登壇原作翻訳者と白熱トーク!
世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』の、もうひとつの物語『ホワイトバード はじまりのワンダー』が12月6日(金)より全国公開します。『ワンダー 君は太陽』でいじめっ子だった少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)と、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)が主人公の本作は、あれから6年、学校を退学となった自覚のない孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白する、今この時代だからこそ必要な力を手渡してくれる、衝撃と感動のヒューマンドラマです。 【写真】この記事の写真を見る(10枚)
キンタロー。と翻訳者のトークイベントを開催
このたびは、本作の公開に先駆けて、神保町にある絵本と児童書の専門店ブックハウスカフェにて、芸人のキンタロー。さんと、原作「ワンダー」シリーズの翻訳者・中井はるのさんをゲストに迎えたトークイベントを開催いたしました。 会場には原作本を購入した大勢の読者が参加。観客の期待が充満した雰囲気の中、司会者からの「本日はすばらしいゲストが海を渡ってやってきてくださいました!9年ぶりに来日されております。それではお迎えしましょう!」という呼び込みとともにステージにやってきたのは、本作に出演しているオスカー俳優のヘレン・ミレン(?)。流ちょうな英語の中に、ところどころで日本語を織り交ぜながら「皆さんこんにちは。わたしは英国の女優ヘレン・ミレンです。今日は集まってくださってありがとうございます。9年ぶりです」と挨拶。さらに、「今日はちょっとだけ“湿気てる”。ちょっと“寒い”」といった日本語を披露して会場を沸かせたミレン。語学が堪能なのも「関西外国語大学の短大の方を卒業したから」とのことで、「サラという役を演じることができて、本当にいい経験になりました。そして子どもたちの演技もすばらしかった。」と語る姿は、さすが大女優の風格(?)だった。
そしてここで映画の原作小説を翻訳した中井はるのが来場。英語を話せる同士、英語でコミュニケーションをとってみせるなど、すっかり意気投合した様子のふたり。そしてここからは、外見はヘレン・ミレン、そして中身はキンタロー。として(時折ヘレン・ミレンが顔を出す時もありつつも)本作のトークをおこなうこととなった。まずは映画の感想について「何の先入観もなく映画を観させていただいたんですが、こんなに泣くとは思わなかった。最後は目がパンパンになってしまって考えさせられましたね。人間が窮地に陥った時にどう振る舞うか。わたしも自分の身を振り返ってみて、自分にもできるだろうかと思いましたし、ちょっとだけラブストーリーも入っていましたし、大満足な1本でした」。