パドレス6発はポストシーズン史上最多タイ記録 7回敵地ファンに物投げ込まれチーム一丸で発奮
◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 パドレス10-2ドジャース(2024年10月6日 ロサンゼルス) パドレスは6日(日本時間7日)、敵地ドジャースタジアムで行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦でポストシーズン史上最多タイ記録となる6本塁打が飛び出すなど、打線が10得点と爆発。ドジャースに大勝し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。 パドレスは初回1死からタティスの左越えソロで先制。2回にはペラルタにも2ランが飛び出し、リードを広げた。 8回にはメリル、ボガーツに2者連続アーチが飛び出すと、9回にはヒガシオカ、タティスも本塁打を放ち、終わって見れば6発を含む13安打10得点でドジャースに大勝した。 ポストシーズンでの6本塁打は、2015年の地区シリーズでカブス(対カージナルス戦)が、2023年の地区シリーズでフィリーズ(対ブレーブス戦)が記録しており、史上最多タイ記録となった。 また、6被弾したドジャースはポストシーズン球団ワースト記録となった。 パドレスは初回にベッツの大飛球を左翼フェンスに身を乗り出して好捕した左翼手・プロファーがドジャースファンをあおって反感を買った。 さらに7回裏の守備が始まる際には、スタンドからプロファーにボールが投げ込まれ、当たりそうになったプロファーが激怒。その後も空き缶などが投げ込まれる事態となり、試合が8分中断した。 この事態を受け、8回の攻撃が始まる前にマチャドがベンチでナインを集めて円陣。一丸となり、終盤に猛打を振るった。