【速報】岐阜県美濃市で40℃の酷暑日 東海以西は熱中症に厳重警戒
今日8月16日、岐阜県美濃市で最高気温が40℃に達し、酷暑日となりました。台風7号が関東へ接近する中、東海から西の地域では厳しい残暑が続いています。熱中症に厳重に警戒してください。
岐阜県美濃市で酷暑日 2018年以来6年ぶり
今日16日、岐阜県美濃市では13時半過ぎに気温が40.0℃に達し、酷暑日となりました。 美濃市で40℃以上を記録するのは、2018年以来6年ぶりです。ちなみに、同市では2018年に計4回の40℃超えを観測し、8月8日には41.0℃を記録しています。 そのほか、今日は高知県や和歌山県でも39℃台を観測する地域があるなど、台風7号が関東へ接近する一方、危険な暑さになっている所があります。 ※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
熱中症の応急処置ポイント
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。 まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。 衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。 水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。 ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
日本気象協会 本社 日直主任