【AEW】石井智宏はROH世界王座奪取ならず クリス・ジェリコとの元WAR対決で無念の敗戦
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(イリノイ州シカゴ)が27日(日本時間28日)に放送され、新日本プロレスの石井智宏(48)が〝ラーニングツリー〟ことROH世界王者のクリス・ジェリコ(54)に敗れベルト奪取はならなかった。 元WARの両者による同王座戦は、2022年11月以来2年ぶり。雪辱に燃える石井は、開始のゴングと同時にジェリコと逆水平チョップを打ち合う。さらにジャーマン合戦からラリアートの打ち合いと、互いに一歩も譲らない意地の張り合いが続いた。 ジュダスエフェクト(ローリングバックエルボー)からのコードブレイカーを浴びた石井だったが、何とこれをカウント1で返す。ウォールズ・オブ・ジェリコの体勢には入らせず、ヘッドバットから掟破りのコードブレイカーを発射。さらには強烈なラリアートでなぎ倒した。 しかし必殺の垂直落下式ブレーンバスターは回避されてしまう。スライディングラリアートにカウンターのジュダスエフェクトを浴びてしまうと、最後はトドメのジュダスエフェクトで3カウントを奪われた。 壮絶な打撃戦で口から流血したジェリコはベルトを高々と掲げて勝ち名乗り。同王座戦連敗となった石井はまたしてもベルトに手が届かなかった。
東スポWEB