眞栄田郷敦「気付いている人が…」 主演映画「ブルーピリオド」での京都撮影明かす
映画『ブルーピリオド』の舞台挨拶が8月2日、大阪市内でおこなわれ、主人公・矢口八虎を演じた俳優・眞栄田郷敦が登壇。同作中で、京都での過酷な撮影シーンがあったことを明かした。 【写真】黒のセットアップで登壇した眞栄田 2017年に『月刊アフタヌーン』で連載が開始し、累計発行部数は700万部超えの漫画「ブルーピリオド」(作:山口つばさ)を映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに「美術の世界」にすべてを賭けて挑んでいく・・・主人公を中心に苦悩や挑戦、好きなことに真剣に向き合う姿を描いた青春群像劇となっている。 約300人からの歓声を受け登場した眞栄田は、「おじゃまします」と挨拶。「すごいワクワクしてますけど、やっぱり公開まではドキドキもありますね。こんなにたくさんの方々に集まっていただき、ありがとうございます」と客席に呼びかけた。 同作では関西でも撮影があったことが明かされ、「芸大受験の合格発表シーンで、『京都精華大学』で撮影をさせていただいたんですけど、あまり気付いている人がいなさそうなんですけど、そこも注目していただけたらと」とアピールした。 この京都での撮影は7月の38度いう灼熱のなかでおこなれたというが、まさかの冬のシーン。そのなかでダウンなどを着用した過酷な撮影だったようで、眞栄田は、「カメラマンの光岡さんが『空が夏だ!夏にしか見えねぇ!』って怒ってましたよ」との裏話も。MCが「そういうところにも思いを馳せて・・・」と合いの手を入れると、「いや、思わなくて良いですよ!」とすかさずツッコみ、笑いを誘った。 最後に「皆さんに観ていただいて、皆さんが感じたことがすべてだと思っていますので。まっさらな気持ちで観て感じていただければうれしいです。本当に素晴らしい方々が情熱を持って作り上げた作品なので・・・僕たちは大ヒットを願っておりますので。よろしくお願いします!」と力を込めた。 映画『ブルーピリオド』は8月9日に全国ロードショーされる。