「自社商品」が3年後〝韓国発〟に…日本人デザイナーが困惑、悲痛の投稿にネット波紋 正しい理解を求める
立体造形師でデザイナーの森井ユカさんが自身のX(旧ツイッター)を更新。デザインした商品の〝予想外〟のバズり方に波紋が広がっている。 ■3年後〝韓国発〟に…森井さんがデザインした「コネコカップ」【写真複数あり】 森井さんは2020年にプリンやゼリーのネコ型カップ「コネコカップ」をデザイン。「ぷるぷるに作ったデザートがお皿をゆらすと子ネコがダンスダンス!」とその可愛らしさから当時SNS上で話題となった。時を経て2024年〝韓国で大人気〟「ネコプリン」と称し森井さんの「コネコカップ」と酷似した商品が話題に。 一部メディアでは「韓国発の大人気商品」と取り上げ、森井さんは困惑。森井さんは報道内容をとりあげ「ネコプリンの型をデザインしたのは私です。正真正銘東京発でございます、みなさまよろしくお願いします…!」などデザイン元として情報を発信した。 森井さんは「プルプル揺れる猫プリンやゼリーも、3年ほど前に日本のユーザー様がコネコカップを使ってSNS投稿したものがバズり、その後それが韓国に伝わって流行ったという流れです。韓国の皆さま、ありがとう!!」と正しい情報の理解を求めるとともに「コネコカップを使って食品を作り販売いただくことになんら問題はございません、むしろ嬉しいです! 模造品は私がデザインしました正規品から型をとって生産されていますので、ぜひ正規品のコネコカップをお使いください」と注意喚起している。 森井さんがデザインしたコネコカップは猫の保護活動にも寄与しており、デザインカンパニーのKONCENTは8月、世界ネコの日にちなんで「ネコカップ・コネコカップを使ったチャレンジに#ネコカップチャレンジ2024 をつけてご投稿いただくと1投稿につき10円が猫の保護活動に寄付されます」といった活動をおこなった。 #エンタメQ
西日本新聞社