ラグビー日本、デュポン復帰のフランスに完敗
【AFP=時事】ラグビーテストマッチが9日、仏パリのスタッド・ド・フランスで行われ、日本はフランスに12-52で完敗した。 【写真】トライを決める立川(その他全14枚) 大敗した10月末のニュージーランド戦から6人を変更した日本だが、前半だけで0-31とされると、後半に立川理道とテビタ・タタフがトライを返したが、相手に8トライを許して大量失点を喫した。 日本はこれで今年9試合で6敗目。指揮官に復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、「前半、フィジカルでフランスに対抗できず、簡単にやられた」と話し、「教訓を受け入れるしかない。ときには厳しい教訓もある」と続けた。 一方のフランスは、主将のアントワーヌ・デュポンが1年以上ぶりに復帰。パリ五輪で金メダルを獲得したセブンズを優先していたため、15人制の出場は昨年10月のラグビーW杯以来だったが、2アシストを記録した。 デュポンは「ここ数週間、この日が待ち遠しかった」と喜び、「みんな飢えていたし、プレーしたかった」「スタッド・ド・フランスの観客の前に戻ってこられて最高だ。来週(のニュージーランド戦)が待ちきれない」と話した。 フランスでは、この試合の最優秀選手に選ばれたルイ・ビエルビアレイと、ポール・ブデアンがそれぞれ2トライを決めた。【翻訳編集】 AFPBB News