他球団移籍?それとも残留…?国内FA戦士の去就予想(6)ソフトバンク・甲斐のFA動向は…?
オフシーズンに突入している2024年のプロ野球。ストーブリーブ期間に大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。特に今オフは、7人もの選手が国内FA権を行使。FA市場の活発化が有力視されている。ここでは、今オフに国内FA権を行使した選手の去就を予想していきたい。
甲斐拓也
・投打:右投右打 ・身長/体重:170cm/87kg ・生年月日:1992年11月5日 ・経歴:楊志館高 ・ドラフト:2010年育成選手ドラフト6位 福岡ソフトバンクホークスの絶対的正捕手に君臨する甲斐拓也。読売ジャイアンツが獲得調査に乗り出しており、移籍の可能性がありそうだ。 大分・楊志館高から2010年育成選手ドラフト6位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒3年目の2013年に支配下契約を勝ち取ると、2017年から正捕手の座を奪った。 2019年には打率.260、11本塁打、43打点の好成績をマーク。“甲斐キャノン”と呼ばれる球界トップクラスの強肩を武器に、ここまで3度のベストナイン、7度のゴールデングラブ賞に輝いている。 また、打撃面ではここ数年苦しんでいたが、今季は119試合出場で打率.256、5本塁打、43打点とまずまずの数字を残した。 今シーズン中には国内FA権を取得。ソフトバンクは甲斐にとって地元球団にあたるが、権利の行使を決断した。 今季の巨人は、岸田行倫が多くスタメンマスクを被ったが、固定には至らず。移籍か残留か、今後の動向に大きな注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部