マイナーチェンジでフロントフェイスを大幅刷新「日産ルークス ハイウェイスター/ルークス」【最新軽自動車 車種別解説 NISSAN ROOX Highway STAR /ROOX】
インストルメントパネル
室内の広さはライバル車と同等だが、シートクッションが厚いため長く乗っても疲れにくい。荷室は開口部が高いので大きな物は積みにくいが、後席には320mmのロングスライド機能が付いているから、荷室と後席足元の配分の調整がしやすい。エンジンは自然吸気とターボを設定。以前はターボはハイウェイスターだけだったが、マイナーチェンジで標準車にもターボを設定。全車がマイルドハイブリッドのため、市街地中心で乗るなら自然吸気でも不満を感じるシーンは少ないが、多人数乗車時や登坂路ではターボが欲しくなる。それゆえに標準車にもターボが追加されたのはうれしいが、欲を言えば標準車のターボにもプロパイロットを用意してほしかった。
居住性
スーパーハイトワゴンの中では重心が高めなので、ロールを抑えるために乗り心地は少し引き締まっている。それゆえに荒れた路面では突き上げ感が強いが、全体的なクルマの動きはゆったりとしており、タイヤの接地感も高いので山道でも安心して走ることができる。直進安定性や静粛性も高いので、このクラスの中では非常に落ち着きのある乗り味だ。
うれしい装備
月間販売台数 5436台(23年7月~12月平均値) 現行型発表 20年2月(マイナーチェンジ 23年4月) WLTCモード燃費 20.9 km/l ※自然吸気のFF車
ラゲッジルーム
N-BOXやスペーシアが新しくなったが、車内の質感や居心地の良さを重視する人には、自信をもってルークスをお薦めしたい。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.157「2024軽自動車のすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/157/
MotorFan編集部
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