ディバラ、指揮官の「ボローニャ戦に出場できない」発言に驚き?背景に契約条項が存在か|セリエA
ローマFWパウロ・ディバラは、イヴァン・ユリッチ監督の発言に衝撃を受けているようだ。 今夏にはサウジアラビアへの移籍が間近とされながらも、ローマに残留したディバラ。ここまで公式戦12試合で2ゴールを奪っているものの、セリエAやヨーロッパリーグでもベンチに座る機会が増加。7日のユニオンSG戦も出場はなかった。そして10日のボローニャ戦へ向けた会見で、ユリッチ監督は「ディバラは出場しない。ベルギーでの試合で問題があり、昨日も少し不快感を感じていた」と説明。欠場を明言している。 しかし、この発言にディバラは衝撃を受けたという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、選手が前日に筋肉系の違和感でMRI検査を受けたのは事実だが、問題は見つからなかった模様。本人はボローニャ戦に先発できると考えており、指揮官の発言にスタッフとともに驚きを覚えたようだ。そして、現在は説明を求めている段階だと伝えられている。 なお同メディアは、ディバラが今季6試合でスタメンから外れた理由を考察。現在の契約には「3年間の出場試合の内、55%で45分間以上に出場した場合、契約が自動更新される」という条項が付帯しているようだ。「背景には、出場が契約更新に影響を及ぼす可能性がある」と指摘している。今後の動向に注目だ。
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