後悔後に絶たず! 準備にも工夫が必要な「子ども連れキャンプ」で持っていきたい必須アイテムとは
子連れキャンパーに欠かせない超定番アイテム
まずは、子連れキャンプには欠かせない定番のアイテムからチェック。意外と忘れがちなのが「多めの着替え」です。はしゃいでずぶ濡れになったり、服を汚してしまったりと、大人と比べて子どもは着替えが必要になる回数は多くなりがち。 【写真】子ども連れキャンプの準備と対策をチェックする(全8枚) また子どもは汗をかきやすいため、体が冷えてしまう前に着替えさせるのも大切です。山の天気は変わりやすく夏の夜でも肌寒くなるので、温度変化に対応できる羽織りものも用意しておきましょう。 温かい時期には、虫除けの対策も必要です。特に子どもの場合は年齢制限、回数制限がない「イカリジン配合」のものがおすすめ。山に入る時は服の上から使えるスプレータイプや「オニヤンマ型の虫よけブローチ」を併用したり、テント付近には吊り下げタイプを設置したりと、状況に応じたスタイルの虫除けを使ってください。
日焼け止めも必須アイテム
子どもは肌がデリケートなうえ、大人以上に地面からの照り返しを受けるので紫外線対策も重要です。アウトドアアクテビティをおこなう際には、汗や水に強いタイプの日焼け止めを選んでください。日焼け止めのSPF値が低い場合は、UVカット機能のある上着と合わせて対策したいところ。 子どもの体のためには、救急セットも忘れてはいけません。好奇心旺盛な子どもたちは大人よりも怪我の可能性が高くなります。絆創膏や消毒液、包帯など、基本的な救急セットは常に手の届く位置に置いておきましょう。また絆創膏は子どもの好きなキャラクターものを用意すると気持ちの切り替えに効果的。さらに、子ども用の常備薬もあれば安心です。
キャンプをもっと楽しく! 子どもと遊べるアイテムで盛り上がろう
必須の持ち物ではないものの、あると子連れキャンプがより充実するアイテムがトランプやカードゲームです。天候が変わりやすい山あいなどでは、急な雨や風の影響でテントの中で過ごさなくてはならない場面も。そんなとき、狭いスペースで遊べるトランプやカードゲームがあると楽しく盛り上がれます。また、夜のキャンプ時間にもベストマッチ。幼児には絵本もおすすめです。 外遊びの際にも、バドミントンやボール、フリスビーなどちょっとした運動系のオモチャがあると良いでしょう。大人ならゆったり楽しめるちょっとした空き時間でも、子どもは飽きてしまう可能性も。簡単にアクティビティをおこなえるグッズは、子連れキャンプの救世主になるかもしれません。禁止区域でなければ、夜の花火も盛り上がるのでおすすめです。 キャンプは家族の絆を強める楽しい冒険。余裕をもって持ち物を準備し、キャンプ場でしか味わえない家族の時間を安心して楽しんでくださいね。
野中陽平