【DeNA】村田修一氏 打撃コーチで古巣復帰へ…27年ぶりリーグ制覇へ打撃強化
横浜に14年ぶりに「男・村田」が帰還する。今季までロッテで一軍打撃コーチを務めた村田修一氏(43)を古巣のDeNAが打撃コーチとして招へいすることが3日、分かった。 村田氏は2002年に日大から自由獲得枠で横浜に入団。「ハマの4番」として2011年まで活躍しオフにFAで巨人に移籍した。巨人では主軸として12年からのリーグ3連覇に貢献。14年からは外様選手として初の選手会長を務めるなど、チームの中心として存在感を見せた。 通算360本塁打を放った大砲は、BC栃木を経て18年に引退。その後は19~22年まで巨人、23年からロッテで2年間、打撃コーチを務めた。特にロッテではマンツーマン指導で若手の底上げに成功。チームを2年連続Aクラス入りに導くと、チーム打率も昨季の2割3分9厘(リーグ4位)から今季は2割4分8厘(リーグ2位)と上昇した。村田氏は今オフ、任期満了でロッテを退団した。 村田氏の人柄を慕う選手は球界に多く、背番号25を引き継いだ筒香嘉智外野手(32)を始め、DeNAの藤田一也・育成野手コーチらが現役時代、村田氏の自主トレに帯同した。また、巨人の岡本和真内野手も同じ番号を背負うなど、球団の枠を超えて影響を受けた選手は多い。 26年ぶり日本一に輝いたとはいえ、DeNAは貯金2の3位とリーグ優勝は果たせなかった。27年ぶりリーグVに向け村田氏の招へいで打撃力強化を図る。
東スポWEB