北九州市の中学生殺傷、事件後の平日5日間で児童・生徒延べ1万647人欠席「なお不安を抱える子も」
北九州市教育委員会によると、同市小倉南区のファストフード店で中3男女が男に殺傷された事件後の平日5日間に、事件の影響から欠席した市立学校の児童・生徒は延べ1万647人だった。容疑者逮捕の翌日となった20日も478人が休んだ。市教委は「安心した家庭が多い一方、なお不安を抱える子どももいる。一人ひとりの状態に応じて心のケアに努めたい」としている。 【写真】送検される平原容疑者
被害生徒の中学校では20日朝、住民や市職員らが引き続き見守り活動を実施した。保護者に車で送ってもらう生徒もいたが、友達と徒歩で登校する生徒の姿も多く見られた。