神奈川県・黒岩知事が定例会見4月15日(全文1)感染爆発の恐れいっそう高まる
神奈川県の黒岩祐治知事は15日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「神奈川県・黒岩知事が定例会見(2020年4月15日)」に対応しております。 【動画】神奈川県・黒岩知事が定例会見 ◇ ◇
発熱者の割合もどんどん上昇
黒岩:それでは記者会見を始めます。発表項目に入る前に、新型コロナウイルス感染症についてコメントいたします。これまで感染爆発を防ぐため、外出を自粛いただくよう私から皆さまに呼び掛けてまいりました。4月7日に国が緊急事態宣言を出し、緊急事態措置を実施すべき区域の1つに神奈川県が指定されました。これを受け、本県でも緊急事態措置を行い、多くの県民の皆さんが利用する施設の使用や、複数の方が参加するイベントの開催の停止などを要請し、人と人が接触する機会を8割減らしていただけるよう努めているところであります。 こうした中、現状を示すこちらのグラフをご覧ください。青い棒グラフが陽性患者の数、赤い折れ線グラフがLINEのパーソナルサポートで回答をいただいた発熱者の割合となります。陽性患者数は増加の一途をたどっているとともに、発熱のある方の割合もどんどん上昇しているといった感じであります。このように、現状では感染爆発の恐れがいっそう高まっていますので、引き続き緊急事態にあるという強い危機意識を1人1人が持って、3つの密をそれぞれ避けるとともに、外出を徹底的に避けなければなりません。また、今後は県全体の発熱者の状況だけでなく、郵便番号に基づく地域別の状況も分析し、データ戦略により、地域ごとの適切な対策を検討していきたいと思います。 前回、LINE、パーソナルサポートの分析結果を示した際は、登録者数は約24万人でしたが、現在は58万人を超えており、県民の皆さまの関心の高さの表れだと受け止めています。今後、より多くのデータが必要ですので、1人でも多くの方にこのLINEのパーソナルサポートにご登録いただき、ご自身の体調の入力をお願いしたいと思います。