チェルシー、U-19ベルギー代表GK獲得で合意か…今季はレンタルでヘンク残留へ
チェルシーが、ヘンクに所属するU-19ベルギー代表GKマイク・ペンダースの獲得で合意したようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 2005年7月31日生まれで現在19歳のペンダースは、身長200センチメートルの左利きGK。ヘンクの下部組織出身で、先月28日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕節のスタンダール・リエージュ戦でトップチームデビューを果たし、開幕から2試合連続でフル出場している。ヘンクとの現行契約は2028年6月30日までとなっているが、自身初の移籍を果たすことになりそうだ。 報道によると、チェルシーがペンダースの獲得でヘンクと合意した模様で、移籍金は追加オプションなども含めると最大2000万ユーロ(約32億円)になり、同選手とは2032年6月30日までとなる8年契約を締結すること見られている。なお、2024-25シーズンはレンタル移籍でヘンクにとどまり、来夏にチェルシーに合流予定であることも伝えられている。 今夏、すでにビジャレアルからデンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセンを獲得しているチェルシーでは、スペイン代表GKケパ・アリサバラガ、同GKロベルト・サンチェス、セルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチ、イングランド人GKマーカス・ベッティネッリ、U-21フィンランド代表GKルーカス・ベルグストローム、アメリカ代表GKガブリエル・スロニナら多くのGKが在籍しており、ペンダースは来夏からここに加わることにもなる。 ケパの退団が確実視されているなか、イギリスメディア『BBC』ではペトロヴィッチがチェルシーの姉妹クラブであるストラスブールにレンタル移籍する可能性が浮上していることも伝えられているが、果たしてチェルシーはどのようにやりくりしていくのだろうか。
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