レアル・ソシエダ、出場機会激減のサディクはバレンシアにレンタル移籍へ|ラ・リーガ
レアル・ソシエダFWウマル・サディクは、今季後半戦をバレンシアでプレーすることになりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今季、全公式戦の出場時間が482分と、イマノル・アルグアシル監督に起用される回数が激減しているサディク。この状況を受けて冬の市場で移籍を求めていたとされる同選手だが、『マルカ』によればバレンシア移籍が間近に迫っているという。 バレンシアは今夏、セビージャからFWラファ・ミル、レバンテからFWダニ・ゴメスをレンタルで引き入れながらも、ここまではそれぞれ1ゴール、3ゴールを決めるにとどまっている。このため冬の市場で頼れるFWを求めて、サディクに目をつけた模様だ。形式は買い取りオプション付きの今季限りのレンタルで、買い取り価格はバレンシアが600万ユーロ、ソシエダが1000万ユーロを希望している状況という。 また、バレンシアがサディク獲得を正式にアナウンスするのは、同選手がメディカルチェックをクリアした後となるようだ。ナイジェリア代表FWは2022年のソシエダ加入直後に前十字靭帯断裂の重傷を負っており、バレンシアはそのコンディションに問題がないことを、しっかりと確認する考えとみられている。