オール阪神・巨人「仲悪い時期がものすごくあった」45周年記念公演会見全文
「うちは仲も悪い時期がものすごくあった」「なんとなく別れんとやってまいりまして」
冨好:45年を迎えることになったんですけども、これまでを簡単に振り返っていかがでしたか。 巨人:漫才師というのは絶対最初、仲が悪くなったりするわけですよね。ほんでほとんどの方が、周りの方見てもうたらわかるんですが、解散したりコンビを組みなおしたりやってはりますが、うちは仲も悪い時期がものすごくあったんですが、なんとなく別れんとやってまいりまして、まあ幸せやったと思いますね。いろんな賞もいただいて、漫才大賞も4回もいただいて、5回目くれへんかなと思ってます。うそうそ、5回目きたら申し訳ないけど辞退します。賞金だけもらって、その賞金を寄付するというそんな形だったらいただきますが、紫綬褒章もらって文部科学大臣賞もいただいて、なんかまあこういう風になるとは思えへんかったね。 阪神:この賞はね、やめるなということや思うんですよ。この賞が後ろにドンとあるから倒れるまでやれよっていうね、神さんがそう言うてるのかなって思います。
45周年記念公演は漫才やトークだけにとどまらず歌謡ショーや芝居も
冨好:今回なんですけれども、漫才やトークだけにとどまらず、歌謡ショー、お芝居などもされるということなんですけどね、具体的な内容を教えていただけますでしょうか。 巨人:えー歌は1時間20分、うそうそうそやねんけどね(笑)。漫才はやっぱりメインで得意なのをやらしてもらって。いつも言うんですが、劇場に見に来る方のためにね、劇場用にネタを何本か置いてまして、それは絶対テレビでやりません。だから劇場に来てない人は、日本全国まだまだたくさんおられまして、そういう方に僕らの一番得意なネタをみてもらいたいと。それで全国まわりたいと思っています。例えば一日三千人にみてもうたら10日で3万人。月9万人、年間100万人、100年やっても1億人ということで、一本だけおもろいネタあったらそれでええんですよ。それでも不特定多数の方に見てもらうようなテレビに出てしまうと具合悪いもので。それは絶対にテレビでやれへんやつを劇場でやってますんで、それを持っていて。それとそうですね、ちょっと中身きっちり決まってないんですが、言うても2月9日やねんけども、リクエスト漫才とかそういうのもやりたい。それで歌も、新曲がまた出ます。まじのところ、紅白歌合戦を狙っています。 冨好:これ公演で新曲が2曲披露されるということなんですけど。 巨人:そうですね。あの実はね、3曲レコーディングすると思うんですよ。その1曲はボーナスレコーディング、ただメインのやつは45周年で歌えるかどうかわからないですけど、ちょっと決まってないんですよ。5曲くらい歌うつもりですけどね。男の子守歌とかいっぱいありますし、そこらへんを含めて歌いたいと。で、お芝居のある公演の場所と、お芝居のない公演の場所があります。 阪神:これは値段で分かれているんでしょう? Aタイプ、Bタイプがあって、Aタイプは漫才だけで、Bタイプはお金のある市町村とかは吉本新喜劇付きで、ちょっと長いバージョンが、今度出だしの2月は、芝居なしバージョンで。 巨人:でも豪華メンバーでね、みなさん本当に協力やってもうて、ありがたいと思ってます。