センバツ21世紀枠 県推薦校に中津東 /大分
県高野連は10日、来春の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の21世紀枠の県推薦校に、県立中津東高を選んだと発表した。県高野連は「専用のグラウンドを持たず、工夫をして練習に取り組み、ここ数年の大会で上位に進んでいる」ことなどを推薦理由に挙げ、9日の役員会で決定した。17日に同校で表彰式がある。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 中津東は中津商と中津工を統合し、2009年4月に開校。野球部はサッカー部とグラウンドを併用し、半分ずつ使いながら練習している。部員数は45人と少ないながらも打撃力を持ち味として大量得点で各大会を勝ち上がっている。今秋の九州大会県予選でベスト8入りした。 各県からの推薦校から九州地区候補の1校に絞られ、2021年1月29日の選考委員会で全国9地区の候補から21世紀枠3校が決定する。【辻本知大】