アニメーター・大橋実が描く龍と少女の物語、Nemuki+で始動 暦の擬人化新連載も
本日12月13日発売のNemuki+2025年1月号(朝日新聞出版)で、新連載2本がスタート。大橋実「龍の姉弟」と松浦はこ「こよみごのみ」が掲載されている。 【試し読み】「龍の姉弟」&「こよみごのみ」冒頭を読む(全12枚) 「龍の姉弟」は映画「君の名は。」「すずめの戸締まり」などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム所属のアニメーター・大橋が描くファンタジー作品。母を亡くし、意気消沈している少女・絵美は、おばの家がある江の島へと引っ越してくる。江の島では“龍”が飛んでおり、彼女は幼い頃からその存在を見ることができた。ある日、かつて母とともに見た大きな龍と小さな龍が島に舞い降りてきたのを目にした絵美。勢いで追いかけていくと、そこには人間の姉弟がいて……。 「こよみごのみ」は元旦や大晦日などの暦を擬人化した物語。かつて日本の年の瀬では、人々に1年の移り変わりを感じさせるために、人間の姿と化した大晦日と元旦が人間界に降り立ち、“時の歯車”を動かしていた。しかし昭和、平成、令和と時代が進むにつれて年越しの概念は形骸化し、人間の姿となった元旦もコンビニでバイトする始末。さらに時の歯車が止まりかけるというピンチに陥ったことから、大晦日は元旦にかつての姿を思い出させようと奮闘する。 Nemuki+2025年1月号の巻頭カラーには今市子「百鬼夜行抄」が登場。そのほか同号では吉富昭仁「漂流日和」が完結した。2025年2月13日発売のNemuki+2025年3月号では、茂木清香「ガールミートガール」、秋乃茉莉「神苑の狩人」、松本英子「初老の娘と老母と老猫」が最終回を迎える。朝日新聞出版のWebマンガサイト・ソノラマ+では、「ガールミートガール」の完結を記念した無料公開を、本日から1日1話ずつ実施。そのほか次号では新たに篠原烏童「東京潮汐(仮)」と吉川うたた「すっくと狐 辰狐奇譚」の新連載2本がスタートする。