大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文3)夜の繁華街への外出自粛を要請
現段階で感染者が少ないためか
読売新聞:先ほどのちょっと関連なんですけども、2週間期間を置くというお話をされましたが、2週間期間を置かれるというのは、やっぱり現段階で感染者が少ないとかそういう認識があるからなのでしょうか。 吉村:いや、少ないという認識はないです。特定地域にも指定されてますし、感染源不明の方もあるので、やはり感染者は多いし、そして増えてきている現状になるというふうに思っています。先ほど申し上げたとおり、必ずしも2週間、3週間、あるいは中盤、後半まで見ますと、効果を見極めるという、これは1つのパターンですけど、それだけじゃなくて、もう1つのパターンとして、この外出自粛要請をしたにもかかわらず、たくさんの人が、いわゆるいろんな飲み屋街に多く出回っている状況が変わらない、これはこのまま置いておけば危険だということを知事として察知すれば、この施設の使用制限ということには踏み切りたいと思っています。その2つのパターンだと思います。 まず今のスタート時点で、用意どんで施設の使用制限をニコイチではやらないという判断をしたと。ここは国と7都府県が一致団結してやっていくべきだと、そう判断していると。そういう理解です。 読売新聞:では状況に応じて早まることもありうるということですね。 吉村:もちろんです。それはもう知事として、最後、府民の皆さんの命を守るのは知事の責任ですから、僕の判断でやっていきます。 読売新聞:ありがとうございます。 司会:そしたら、申し訳ございません、最後の方。前の。
外出自粛の効果は4月下旬に判断か
日本経済新聞:日経新聞の【コヤマ 00:47:43】といいます。外出自粛の効果の判断をする時期ですが、2~3週間という言葉がありましたけれども、簡単に言うと4月の下旬ごろ、感染者の状況や市中の状況を見て判断したいということでよろしいでしょうか。 吉村:そういうことでいいです。 日本経済新聞:4月の下旬? 吉村:4月の下旬でいいと思います。 日本経済新聞:ありがとうございます。すいません、補正予算で、細かいところなんですけれども、4月に1000室、5月に3000室とありますが、これを合わせて4000室ということでしょうか。 吉村:いや、1000室プラス2000室で、合計で3000室。6000室の半分という意味です。 日本経済新聞:5月までに3000室? 吉村:そうそう。5月までに3000室という意味です。 日本経済新聞:ありがとうございます。 司会:そうしましたら、ちょっとお時間になりましたので、こちらで終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け会見