大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文3)夜の繁華街への外出自粛を要請
夜の繁華街自粛は独自に強く求める考えか
朝日新聞：朝日新聞社の【タジカ 00:42:40】と申します。施設の使用制限について、詳細は後ほどとおっしゃっている中、ちょっと恐縮なんですけども、継続のほうに飲食店と入っているのですが、この下の休止の要請の中にバーとかっていうのが入っていて、ここのすみ分けについて、ここの上の飲食店は国が示している食堂、レストラン、喫茶店などという理解でよろしいでしょうか。 吉村：ええ、その理解でいいです。 朝日新聞：一方で、先ほどから夜の外出の自粛を強く要請するというふうに繰り返しおっしゃっていて、そこにバーとかが入ってくるのかなというふうに思うんですけれども、これは国の方針を踏まえた上で、府として独自に強く求めていくという理解でよろしいですか。 吉村：そうです。夜の繁華街の外出については、府として独自に強く求めていきたいと思います。その心は、大阪市の北区中心において、いわゆるクラスターと思われるものが発覚してますし、夜の繁華街において外出自粛、控えるべきだというのがクラスター班から府に対する提言として別途、4月の3日か4日か忘れましたけど、そこでも別途提言を受けていますので、そういった意味で夜の繁華街への外出っていうのは、特に強く外出を控えてもらいということを要請するということです。 朝日新聞：すいません、最後に1点だけ。ちょっと東京のほうで話題になっていたんですけど、ネットカフェについてはインフラ施設と考えるか、休止の要請を検討する施設に入っているか、もし今お答えいただけるのであればお伺いできますでしょうか。 吉村：ネットカフェについて、今の段階でそこまで詳しくは、どちらに振り分けるということはまだ検討していません。 朝日新聞：ありがとうございます。 司会：すいません。あとお2人ぐらいでお願いします。後ろのほうの方。
東京と比べて慎重な理由は？
読売新聞：読売新聞の【オオタ 00:44:39】です。施設の使用制限に関して、東京都のほうは9日までに結論を得て、11日に実施するというふうに言っているんですけども、東京と比べて比較的慎重なように見えるんですが、この理由というのはどうお考えでしょうか。 吉村：東京は11日に実施するって言っているんですかね。ちょっと東京の情報を僕はまだ得てないんですけど。東京の緊急事態宣言に基づく措置というのは11日に実施するということですか。 読売新聞：実施を目指したいというふうな話をしているんですけども。 吉村：それは施設の使用制限に関してっていうことですか。 読売新聞：はい。 吉村：僕自身は今の大阪の感染者のこの状況、増えている状況、数、陽性率等々を踏まえた上で、大阪での感染拡大を抑えるために必要なこととすれば、やはり今は国の専門家会議でも出された基本的な方針、国の方針と、そして自治体、7都府県が一つ、一致団結して、そしてはまずは外出自粛というのを強いメッセージとして出していこうと。そのことが感染拡大防止につながるというふうに判断をしていますので、大阪府としては、僕も行動計画の中にそれを入れてましたが、7都府県と東京都が違う措置に、じゃあなるのかもしれないですけど、7都府県と国と一致団結して、1つのワンメッセージで外出自粛の要請を強くお願いしていきたいと。それによって今の大阪の感染拡大をなんとか抑えていきたいというふうに思っています。
