大阪・吉村知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文3)夜の繁華街への外出自粛を要請
基本的にはテレワークをしてもらいたい
買い物だって別に京都でしか買えないもの、大阪でしか買えないものって、京都も大阪も大都市なので買い物はもうそろうと思いますから、この機会についてはそれぞれの買い物は、大阪府は大阪府で、京都は京都でぜひやってもらいたいと思います。仕事でどうしても、通勤圏というのがありますので、京都と大阪っていうのをまたがなきゃいけない仕事っていうのは、基本的にはやはりテレワークをやってもらいたいとは思います。ただ、テレワークもどうしても無理ということであれば、やはり感染拡大防止策を取って、必要最小限に抑えてもらいたいと思います。ですので、やはり大阪府民の皆さんについてはそういった生活の維持に必要な、外出抑制をお願いしているわけですから、京都に行くと、あるいはよく、典型的なものであれば実家に帰るとか、京都も海側もありますし、非常に広いですから、そういうことはぜひ控えてもらいたいというふうに思います。 それから京都から大阪に来られる方も、やはり大阪というのは特定地域に指定されているわけなので、仕事とか、そういうのがある方はもうできるだけテレワーク、それでもどうしても無理な方はもう仕方ないと思いますが、買い物に行くとか、遊びに行くとか、そういうことについてはもう控えていただきたいというふうに思います。できるだけ往来の自粛、往来についてはしないように呼び掛けていきたいと思います。
京都が外れたことをどう思うか
京都新聞:ありがとうございます。すいません、追加で申し訳ないんですけれど、枚方市とか非常に隣接したエリアで生活圏が完全に重なっているところなどではどうしたらいいでしょうか。なるべく行かないほうがよろしいのでしょうか。 吉村:そうです。なるべく行かないほうがいい。枚方も含めた大阪府域ですから。 京都新聞:分かりました。ありがとうございます。ごめんなさい、もう1点。京都に、緊急事態宣言区域に掛からなかったことについてはどう思われてますでしょうか。 吉村:やはり大阪、兵庫、これが、感染源がよく分からない感染拡大が増えている、感染拡大エリア、重要注意エリアなんだろうと思います。京都については感染者の方ももちろんいらっしゃいますけど、例えば京産大みたいに非常にクラスターが明確になっていて、数が多少あったとしても経路不明な陽性者っていう方がやっぱり少ない、そういう状況だから感染拡大エリアとして、特に危険というか、非常に注意しなきゃいけないエリアに指定されていないんだろうと思います。 やっぱり京都の皆さんも、京都と大阪っていうのは非常に近い経済圏域でもありますから、そういった意味ではぜひ京都の皆さんも感染拡大防止策を取っていただいて、京都でも感染が増えてこないように、ぜひご注意をいただきたいと思います。 京都新聞:ありがとうございました。 司会:次のご質問をお願いします。後ろの女性の方。